西側自動車メーカー、ロシアの自動車産業に照準

2010/02/15



西側の投資家は、金融危機後悪くない成長を示しているロシアの自動車産業へ投資を増大させていることが顕著になっている。先週には、ロシア首相のウラジミール・プーチンがタタルスタンのナーベレジヌイ・チェルヌイ市を訪問した際、規模的には「AvtoVAZ」社に匹敵するほどの「ソルレス」自動車連合とイタリアのフィット財閥(グループ)との企業連合が設立し、KAMAZ社での外国株主のシェアを15%まで増大する旨の表明がなされた。イタリアの企業の参加するこの合弁会社は、2-2,5年後に生産を始め、6年後には年間の乗用車生産を50万台に増大する計画を持っている。ロシアの基準ではこのような大規模な生産量にも拘わらず、ロシア・ノーボスチ通信社が行なったアンケートの回答によれば、この合弁は、そのパートナーがフランス・日本のルノー・日産グループになる「AvtoVAZ」社と直接競争をすることはしない。

また、ドイツのダイムラーも、KAMAZトラックメーカーへの興味を失っておらず、従来の10%から11%まで、KAMAZのシェアを増大させる方向に進んでいる。その場合、ロシアの最大級のトラックメーカーにさらにもう1つの外国投資家、つまり、4%のシェアを買収することになるヨーロッパ復興開発銀行も投資家としての立場を維持することになる。