連邦独占禁止局、「ガスプロム・ネフチ」のSibir Energyを100%購入すべく嘆願書を承認

2010/01/19



ロシア連邦独占禁止局は、モスクワ石油精製工場を経営する石油会社Sibir Energy社の株式100%の買付を嘆願するガスプロムの嘆願書を承認したと発表した。嘆願書は昨年の828日に出されていた。独占禁止局の指令書では、この取引は、石油製品の卸売市場における「ガスプロム・ネフチ」社の石油シェアを増大させ、同社の支配的立場が強化されることにつながると指摘されている。従い、このことに関連し、禁止局は、「ガスプロム・ネフチ」社に、「モスクワ石油工場」が、同社のグループにある経営主体と不均衡な状態が起こらないような条件で、業務遂行できるよう補償することを義務付けている。

モスクワ市長ユーリー・ルシコフと「ガスプロム・ネフチ」社長アレクサンドル・ジュコフは、923日、Sibir Energyの株主が相互協力するという主要原理に関する覚書に調印した。モスクワ石油精製工場を経営しつつ、モスクワとモスクワ近郊で石油拠点及び給油ステーションのバイパス網を持つSibir Energy社はモスクワ地方の石油製品供給市場に非常に大きな影響力を持っている。